こぐま座でトランク機械シアター第1回公演『ねじまきロボットα』を見てまいりました。
↓入口でお出迎えしてくれるロボット。

舞台はこんな感じ。(スタッフの方のブログで拝見しておりましたが、格好良かったです)

以前映画で見た、機械仕掛けの芝居(←17世紀に流行)を思い出しつつ。
さて本作品。
登場人物は、主人公のロボット「α(アルファ)」(人形遣いはyhsの曽我夕子さん)、ロボット「つぎはぎ」やその他のロボット(人形遣いはハムプロジェクト立川佳吾さん)、そしてお姫様役に知北梨沙さん
役者さんたちは今回人形劇に初挑戦ということで、人形自体の表現力はそれほど高くありません。
が、
舞台役者であることの強みを生かして見事にキャラクターを演じ、(ともすれば手に持つ人形がお飾りになる可能性もありますが)、不思議なリンク具合が生まれていました。
影を上手に使った演出も効果的。「動き」の視覚的な美しさが挿入されたシーンは、特に印象的でした。知北さん、踊りもなさるのですね。
そして、
例えば、小説ではなく、絵本という形だからこそ伝えられるものがあるように、
人形だからこそ、まっすぐに心に入ってくるメッセージというのもあるのだなあ、という発見が。
それは、自身の存在が祝福されている証としての「名前」であったり、失う恐怖に心を閉ざすのではなく、人を愛することの大切さであったり…
何とも素直に、心を開かれた気分であります。
本公演の上演時間は50分で、残りは
本日9日(金)19:30〜
10日(土)11:00〜/14:00〜/17:00〜
11日(日)11:00〜/14:00〜
チケット料金は3歳以上~中学生:300円
高校生以上の学生:800円
一般:1,000円
詳細はこちらをどうぞ。
大人同士でもお勧めです。もちろん、お子様と一緒でも!
(編)

 

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