昨日は今年初発熱のため、ほぼ横になって一日過ごしたのですが。寝て起きた後のお供に、キュレーター遠藤水城氏によるインタビュー集『アメリカまで』を読みました。

予想に反して、文中あまりアメリカの話は出てこず、「キュレーションとは?」とか「日本の美術とは?」という話題で。今興味があって読み漁っている本ともリンクしていたもので、あっという間に読み終えてしまいました。

中でも、東京都現代美術館のチーフキュレーターを務める長谷川祐子さんの、「多少言葉が出来て、多少モダンやコンテンポラリー・アートの知識があって、セオリーをいじれるくらいの人間なんてたくさんいるんです。そんな人間が何をもって価値を示すのかというと『実践』ですよ」という言葉にしびれました。

長谷川祐子さんのインタビューは、全文通してバシバシきますよ。上の発言って、何もアートに限ったことではなく、どんな言葉に置き換えても「何をもって価値を示すか」は「実践ですよ」。

ああ清々しい。

weird-meddle recordで取り扱っておりますので、ぜひご一読を。

そして今夜はグレン・ティルブルックソロライブ。前売り予約は午前中まで間に合うみたいですよ。

日中は、夜に備えて大人しく過ごそうと思います。

(編)

 

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