展示と演劇をハシゴした日。

まずはらいらっく・ぎゃらりいで葛西由香展。

葛西さんの作品はドミンゴでも紹介したことがありますが、今回はいつにもましてわかりみの多い作品たちでした。

上が《明日やる》、下が《いつかやる》。

他の作品もだいたい「あるある!」だったけど、一つだけ「何もそんなに高く上げなくても、、」と突っ込んでしまうものもあり。多分みんなそう思ったのでは…?

お次はTO OV cafe/galleryで本田征爾展『樹爾雨(じゅじう)』。

3枚目の作品が地味に好きでした。今回写真も展示されていて新鮮!

あとカウンターに座ったところ、棚の上の絵↓が目に入ったのだけど、

今回の展示に合わせて飾られたのかと思ったら、だいぶ昔からそこにあったそうで(全然気づかなかった)。モデルはクラッシュのアルバムジャケとのことです。

最後はシアターZOOで、演劇集団シベリア基地#9『そして、またリンドウの花が咲く』。

何らかの理由で「会いたい」という気持ちから目を背けなければならない存在が内にある場合、その気持ちを素直に受け入れて口に出した方が、今目の前にいる人ともきちんと向き合えるのだなあ。と最後に思ったりもしたのだけど。

でもですね

不倫していた親友が妊娠し、相手に妊娠を告げると「堕ろせ」と殴られ、その顔のあざを見た主人公の女性は「一緒に育てよう!」と提案し、子どもが生まれてからは幸せな3人生活が続くのだけど、あることが原因で親友が亡くなり…という過去を背景に進む本作で、

男性サイドの射精責任は全くの不問となっており。(物語の本筋でないことは承知しているのですが…。)

「それはよくあることでしょ」といわんばかりに、100%女性サイドだけの物語として進んでいく、という本作を見て、いやあ…こういう形の物語は自分的にもう見なくてもいいかな…と…。腐るほど今まで見てきたから。

「妊娠は(不倫した)女性の責任で、産みたいなら女性一人で育てていくのが当然」という間違いだらけの男性中心な価値観がこうやって再生産されて、それを観た側も内面化を強固にしていくという負の連鎖を、本当にいい加減ストップしたい…。

「養育費を振り込んでもらわないとおかしくない?」といった一言があるだけでも全然違うのにな。なんで相手の男性が透明化されるのか…。

女性が書いた女性の物語に触れたい欲は、こうやって高まっていくのでした。いやはや。

(編)

 

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