観た映画2本。

安田淳一監督『侍タイムスリッパー』@アマプラ

侍がタイムスリップした…ぐらいしか知らずに観たもので、後半「めちゃ良い話じゃないか…」と、初めて時代劇を観たときの高坂ばりに泣きました。会津藩〜涙

カン・スンヨン監督『1980 僕たちの光州事件』@サツゲキ

韓国の近現代史を扱った映画や演劇はなるべく観るようにしていることと、自分の好きな韓国文学も韓国国民の負った深い傷が通奏低音となっているものが多いこと、日本との歴史的な経緯を鑑みるとそこへの無理解はなしでしょうということで、今も日々勉強中の身なのですが。

光州事件を扱った作品は、観るのが本当にしんどい…。

何よりも本作を観て、憲法裁が尹錫悦大統領の罷免を宣告した翌日の記事でまとめられていた宣告文の中の「国家の安全保障と国土の防衛を使命とし、国のために奉仕してきた軍人たちが一般市民と対峙するように仕向けた」部分の重さを思いました。本当に。

あと映画の中では男子選好の考え方や、長男の特別な地位みたいなものも感じられて、物語の本筋ではないけれど、そういった伝統的な考え方が女性や次男を生きづらくさせていることも思ったり。

「男なんだから」という言葉も何度か出てきたしな。そういう時代だった、ということに尽きるのだけど、今はどうなんだろう。

話戻り、映画の中でジャジャン麺が無茶苦茶フィーチャーされており、これはモーレツに食べたくなるでしょってことで、帰りに韓国家庭料理「韓の香」へ。

美味しくいただきました。満足!

(編)

 

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