二村真弘監督『マミー』@シアターキノ

警察や検察が「見立て」に固執した結果としての冤罪について、新聞等で見かけることがちらほらあるけれど、(そして功績のために無茶苦茶な見立てで人をどんどん捕まえる軍事独裁体制時の韓国の映画や小説等を読むと、警察や検察組織に属する人のマインドって、構造的な関係で大きく変わりようがないのではと思ったりもするのだけど)

再審請求、認めれば良いのに。

それにしても、自分が当事者になることはもちろん、家族の誰かが起こした事件で人生が狂う人も存在する中で、とりあえず何事もなく平凡に人生を送れているということは、もうそれだけでえらい幸運なのだなあとしみじみしてしまった。

お次は

リー・アイザック・チョン監督『ツイスターズ』@ユナイテッド・シネマ

日本で生まれ育った身には竜巻ってあまりピンとこないのですけど、オクラホマとか、もの凄いですね…。富士山より大きくて新幹線よりも速いって…。日本人にもチェイサーがいるんだ!と、こちらのインタビュー記事を興味深く拝読しました。

ちなみに21時過ぎスタートの回を観たのですが、ユナイテッド・シネマで初の貸切鑑賞。贅沢〜

あと後半「これ聴いたことある!」という曲が流れて、ぼんやり骸骨イメージが頭に浮かんだのだけど、ブルースブラザーズのこのシーンでした。懐かしい。ツイスターズではCharley Crockettが歌ってましたよ。

あとはー

キム・ソンス監督『ソウルの春』からのつながりで、ウ・ミンホ監督『KCIA 南山の部長たち』@アマプラ も早速。

まさに『ソウルの春』の前日!『ソウルの春』を観た時に、「全斗煥は光州事件のときに一般市民を虐殺するのだけど、その片鱗(市民が巻き添えになることに無関心な雰囲気)が本作のラスト近くでも現れていたり。」って書いたけど、本作で普通にデモ隊を戦車で轢き殺すことに同意していたのだった。

クーデター、辛い…。

あとはー

少し前になるけれど、ロベルト・アンドー監督『修道士は沈黙する』@DVD

デヴィッド・リンチ監督『ロスト・ハイウェイ』@DVD

も観てました。

『ロスト・ハイウェイ』、オープニングからいきなり格好良いのですが、これボウイの「I’m deranged」って曲なのかー。

全然映画と関係ないのだけど、昨夜のトランプ氏とハリス氏の公開討論を見ていた人が「トランプのパフォーマンスを単語ひとつで表現するなら deranged でした」とツイートしていて、完璧にderangedの意味を覚えた次第。

(編)

 

 

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