昭和レディが毎年昭和の日(4/29)に行っている定期公演へ。

『ミラーボールとLet’s ダンス 翔んでけフィーバー 昭和レディ・天』。これまで短編は観たことがあったのだけど、本公演は地味に初であります。

※昭和レディ?と思った方は、コロナ禍の配信公演が公開されていたので、こちらをどうぞ。

『ミラーボールとLet’s ダンス 翔んでけフィーバー 昭和レディ・天』に話が戻りますが、もう、好きなものしかなかった…。歌謡曲の濃厚さよ…(今ヒットメドレー的なものを聴きながら、これを書いてます)。

それにしても、牛島さんが纏う物語性が豊かで印象的でした。

特に、歌謡曲が止まった後に立ちすくむ彼女に対して観客の手拍子が続いた瞬間(1回目の方)は、歌謡曲の世界でもない、そこから独立した予期せぬ物語が観客と牛島さん演じる女性との間に突如立ち上がっているような感じがあって、

あの瞬間、あの場でしか起こり得なかった化学反応的な一幕を目撃していることに「おお…!」とテンションが上がった次第。

あとちょいちょい舞台を横切っていく、クィーンの反復具合も良かったです。

最後はオリジナルソングの『シトシトシャラン』。

観客も「シトシトシャラン〜」のところの手振り(↑MVの2:00〜からそのサビ部分)で一緒に参加して盛り上がったのだけど、ちょうど前方に座ってらした個人的に好きな某ダンスカンパニー主宰の方もしっかり客席から手振りで参加しており、貴重なものを見た感がありました。良い時間だった〜。

『シトシトシャラン』のMVもこれを書いているタイミングで初めて見たのだけど、笑ってしまった。最高じゃないか、昭和レディ。

未見の方は来年の昭和の日にぜひ。

(編)

 

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