木ノ下歌舞伎『桜姫東文章』の久留米公演を見がてら、お初の長崎でゆっくり過ごすの、いいな。と思って計画した、久々の舞台遠出です。

3/3(金)は移動日。お供は遠藤周作の『沈黙』。

行きの飛行機内で読み終えて、映画も改めて見てみたいなと思いつつ。

宿泊は福岡で、お宿はBUNSHODO HOTELです。

館内のあちこちと部屋に寄贈された本が置いてあって、

夜はそこから選んだ『すてきなあなたに』を読んで過ごしました。

このBUNSHODO HOTELのある場所には元々「文照堂」という本屋さんがあったそうで(サイトより)、『すてきなあなたに』を読み進めていたところ「本屋さん」というタイトルのエッセーに出会って不思議な気持ちに。

カフェのコーヒーとサンドもおいしかったです。

そして3/4(土)。

午前中は福岡アジア美術館でコレクション展を拝見。

いいな〜。

お昼はバラク・クシュナー『ラーメンの歴史学』に出てきた一蘭で、味集中カウンターを体験。15秒の掟とか読みいりました…。

食後は近くにあるアクロス福岡のステップガーデンを上って、屋上展望台へ。

途中何度かベンチで休憩したのですが、ここでもヒヨドリが賑やか。

イカルを見てみたかったな。

その後、いざ久留米へ。

(お山から街中に出るよりも安い運賃と速い所要時間で、福岡市から久留米市に行ける驚き。)

シティプラザは商店街の中にあって良い感じ。

そして久々の木ノ下歌舞伎!

『桜姫東文章』といえば、私が観たことのあるのはラドゥ・スタンカ劇場『スカーレット・プリンセス』のみなのですが、岡田利規さん演出の本作は新しさを感じると同時に、原作や現代日本が持ついろんな意味における(悪い意味での)軽さがありありと感じられて、それを笑いながら観るという自分的に予期せぬ観劇体験だったのでした。

いやー、観れて良かった…。

そして福岡市内に戻って、お宿の方に教えてもらったおすすめの店は屋台から何からめっちゃ並んでいたので一瞬で諦めつつ、代わりに韓国料理を。

某配信で見たポッサム定食とで迷いましたが、お腹に優しそうな参鶏湯定食で。キンパも参鶏湯も初であります。

(すっかり気に入って最終日も同じ定食を食べてしまった。)

翌日からは長崎編です〜。

(編)

 

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