温泉に続いて、土日は観劇デー。

の前に、土曜日はまずTO OV cafeで小林大賀『謝肉祭』を。

とても素敵な世界で、絵にも文章にもグッときました。大賀さんにはぜひこの『謝肉祭』を(30年くらいかけて)アニメーション化してほしいー。

もちろん絵本もゲット。なんと缶バッチ付き。かわええ〜

この日はカウンターに井越さんもいらっしゃって、一典さん交えてあれこれお話、笑った…。

そしてポケット企画『おきて』を観に、シアターZOO。

ちょうど最近、誰しもの生活の中にある詩情を言葉ですくい取れる人のことを考えていたので、この作品にも同じ感覚を覚えつつ、

でもここで描かれる時間は不思議だなと思いながら観ていて、しかし不意に発せられた「あのときの、あの時間」という台詞に鋭く射抜かれたのでした。

人の知覚はまず知ってることに寄せられて固定されがちだけど、自分にとって『おきて』という言葉がそうだったように、本当はまるで違う意味を持って立ち上がるものかもしれず、

となると、今私が生きて何らかの意味に固定してしまっているこの時間にも、自分が知覚できていない意味があるのかもしれない。

そしてそれは、何かの機会に不意に、「あのときの、あの時間」として知覚されるのかもしれないな。

そおいう「音楽と共に訪れる確かな朝」のような瞬間が、いつか必ずやってくるのだと思える希望を感じさせてくれる、詩的な作品でした。

ああいう「射抜かれる」体験は自分的に貴重…。

あと千晶さんの一人語り時の、語りと身体と照明や音(入ってましたよね?記憶違いだったらすみません)の関係がとても格好良かったです。おじいちゃんの旋回舞踊的なシーンも!

良いもの観たな〜と帰宅。

翌日へ続きまーす。

(編)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA