札幌文化芸術劇場(hitaru)の見学会へ行ってきました。(見学時メモを取っていなかったので、もしかしたら若干説明と違う部分があるかも。あったらすみません)

2019年2月に上演された『PRIMITIVE』でバトンと映像、ダンサーのスーパークールな共演を観て以来、すっかりhitaruのバトンファンとなってしまった自分的にいきなりアツかったのは、冒頭に行われたバトンのデモンストレーション。

↑プログラミングされたバトンがウィーンウィーンと動いて「おお〜」と。バトンと映像だけの公演でも観に行っちゃうな自分。

客席からは、あと音響反射板(客席上部に吊るされた浮雲とか)などの説明も。

この後舞台に上がって、間近でバトンを拝見。

バトンが高速で降りてくるだけでテンションが上がる自分の嗜好の謎…。バトン〜。

続いて楽屋へ。

大中小サイズの楽屋が合計12室あるのだけど、公演によってはそれでも足りなくなるのだとか。

からの備品庫。

整理整頓。一番下の何かの計算の痕跡とか、つい撮っちゃいますねえ。

チェンバロも持っているのはわりと珍しいそうです(確か)。

搬入用エレベーターも拝見。こちらのサイズは幅9.5m×奥行3.0m×高さ3.15m。

トラックに積んできた大道具が必ず入る幅9.5mの実現には、関わった方の頑張りが発揮されたのだそうな。

そして地下駐車場。

だいたい通常のオペラ?公演だと大型トラック4〜5台なのだけど、トゥーランドット(だったかな?こんな公演やっていたのですねえ)ではトラック(確か)54台もの搬入だったそうで、すっごいな。

そしてオーケストラピット。

なぜ真ん中の壁だけ白いかというと、ここはちょうど指揮者が立つ場所で、動きが見えやすいよう背景が白なのだそうです。なるほどー

オーケストラピットの床も昇降するようになっていて、

演奏面の高さを調節することで舞台上の歌唱との音量バランスを取るのだなー。

オーケストラピットを見たら、俄然オペラを観たくなりました。2月の『フィガロの結婚』観に行くぞー。

舞台上に戻ってきたら、参加したちびっ子たちが紙吹雪にテンション上がっている真っ最中でした。

最後はカーテンコール体験。幕が降りて、客席に残っていた10人くらいの拍手に再び幕が上がり、一同お辞儀。10人の拍手でも嬉しいから、2000人の拍手を浴びたら泣いちゃうな。

さらに先日の東京バレエ団でもあった、プリンシパルなどが幕の外に出てくるアレもやりましょうということになり、指名されたので張り切って(プリンシパルイメージで)飛び跳ねて出た自分(45歳)。

↑写真はその後みんなが出ていく図。

そして一度全員が客席に戻ったところで、なんと北広島市の中学校合唱部が2曲披露してくれるというサプライズ。終了後に強め拍手しましたよ。

見学会を体験して、どんな人たちが劇場という場所を支えているのか、一つの公演を劇場という空間がどのように支えているのか、みたいなことが何となく見えて、「場所も人もありがとう」みたいな感謝の念でしみじみしてしまった自分。

劇場って、すごい場所だ。

劇場。

ありがとう!劇場!hitaru!(突如盛り上がった)

ちなみにエントランスのカーペットは草原イメージだそうです。

色とか全然気にしたことなかった。

hitaruの見学会、とてもおすすめなので皆さんも次回ぜひー。

(編)

 

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