コンカリーニョプロデュース Sampling 3rd『忘れ咲き彼岸花』、見てきました。
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私が見たのは、日曜日の11時Aの回です。
本作は、1987年に北海道大学演劇研究会のメンバーだった斎藤歩さん、斎藤ちずさん、橋本幸さんが中心となって旗揚げした劇団「札幌ロマンチカシアター魴鮄舎」の代表作のひとつで、初演は89年9月。場所は、劇団が拠点としていた倉庫(現在のコンカリーニョになる前の建物)だそうです。
こちらのページによると、95年に「同劇団最終公演で照明として関わった高橋正和が、倉庫を新たにフリースペースとして運営すべく発案・呼びかけ。コンカリーニョと名付けて運営を開始」とな。
80年代の札幌の空気(駅裏8号倉庫とか)というか、その当時札幌でつくられたものを見る機会って、映像作品や美術作品はあっても、演劇は…自分の記憶では思い当たらないのですけど、あるのかな?
もちろん本作は、演劇ゆえに演じる人も違えば演出も違い、初演時と同じものではないのですけども。
それでも
「こんな作品が30年前の札幌でつくられて、上演されて、それをこの場で目撃した人たちがいたんだなー」と思いながら見れるのは、悪くない体験でした。
ちなみに、今から30年後の誰かが「30年前の札幌で上演されていた演劇作品を知りたい」と思った時は、どうするんだろ?
なんてことを考えていて、ふと思ったのですが、
札幌演劇シーズンで上演された作品だけでも、きちんと台本や記録映像をアーカイブするとか、いいんじゃないでしょうかね。ゲキカンとかも、過去のものってサイトから読めませんが、その辺も全て記録として見れるようにするとか。
札幌のどこかに、演劇資料室、ほしいですね〜(と軽く言う)
(編)

 

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