昨日は、前日時間が足りずに見きれなかった展覧会『Let’s Talk about Shame』へ再び。
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「ヨーロッパの建築のための、精神分析的なグループセッション」である本展。
「人々の価値観に反した、いわゆる恥の感情を引き起こすものとして、日常生活の中で頻繁に考えや行動に表象される場所は、どのくらいあるのだろうか?」という問いのもと、
公営住宅、「農村のスラム街(?)」、未完の建築、郊外、文化遺産、壁、全体主義の建築、戦後の場所、という八つのテーマで構成。
例えばこちらは「未完の建築」コーナー。
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「未完の建築は大きな可能性を持つと同時に、無力感をもたらすものでもある」「発展のための資源であると同時に、歴史への冷静な観察を阻害するものでもある」「この建造物は空間を塞ぎつつ、それが表象する歴史は居住者に恥の感情をもたらし、対処することは難しいという感情ももたらす」
というようなテキストが添えられていて、興味深く拝読。
※ちなみに本や資料の横に置かれているのが普通に軍手なので、
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めっちゃページがめくりづらい。
個人的に一番興味深かったのは、公営住宅のコーナーでしょうか。
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50年代に洞窟住居の住人が新市街の公営住宅に強制的に移った時の、資料がまとまった本とか。
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「公営住宅はもっとも意義のある社会的達成として語られる時と、社会的かつ美学的に放置されたものとして語られる時がある」「そういった恥の感情を伴う軽蔑的な特性は、公営住宅がかつて持っていた、市民の権利の向上という重要性を覆い隠している」
なるほどなー。
2時間くらい色々な資料を読みふけってしまいました。
夕方からは、いよいよ「Living the Opera」の千秋楽!

Photo by Shingo Yoshizawa

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Photo by Shingo Yoshizawa

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本番写真は、そのうちMatera 2019の公式サイトなどにアップされると思うので、後日紹介するとして。
(※8/5追記:公式FBに写真がいろいろ掲載されてました。)
(8/13追記:『Living the Opera』の記録映像が上がっていたので、ご紹介↓)

プロローグ終了後は、2回もランチに招待してくれたマリア(プロローグの市民合唱隊の一人)とパチリ。
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さらに、やっとナポリのサン・カルロ劇場による『Cavalleria Rusticana』を最初から最後まで鑑賞し
Photo by Shingo Yoshizawa

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(↑素晴らしかった…!!!)
終演後はそのままパーティーがスタート。
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大賑わいの中、女性陣3名と近郊の町へショート・トリップに行っていたフランス人ボラのナタニエルや、
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ボランティア・チームで記念撮影ターイム。
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さらに「Living the Opera」演出家のジョルジョは、なんと昨年、東京芸術祭で『野外劇 三文オペラ』を演出していたらしく、その時のブラウン役を演じた柳内佑介さん(左から2人目)もマテーラ入りしており、一緒にパチリ。
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(左端の方は、Cavalleria Rusticanaの合唱隊で出演されていた、ナポリ在住の孝子さん。)
私も、プロローグの音楽構成・アレンジ・演出をしたマッシモや、出演者何人かと話すことができて嬉しかった〜!
今日はこれからフェアウェル・パーティーです。うおー。
※マテーラ滞在については、こちらにまとまっています。
(編)
 

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