続いて、信山プロデュース※3『噂の男』の19日15時の回をコンカリーニョで。
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これがもう、無 茶 苦 茶 面白かったです。
いやー、
人間のエゴ、野心、性欲、傲慢さ、虚栄心、弱さ、政治力、復讐心、暴力性みたいなものを、素直にストレートに露出している登場人物たちがある意味とても人間らしくて、最後は狂ったもん勝ちだと清々しさすら感じた2時間強。

ホラー映画を笑いながら見るような感覚に近いものがありました。ひどいのに思わず笑ってしまった場面あったもんな。ああやってむき出しで生きられたら、ノーストレスだろうよ…。
役者さんも実にハマってました。プロデュース力!
あとはー
個人的に、突如の映像使いにはちょっと違和感があったかも。あれ、観客が話を追うための親切心だったのかな?自分的には、なくてもよかったかなー。
あとはー
深浦佑太さんに投げられる「横顔が新幹線」ネタ(能登さんが後半の方で言ってましたよね?)、私が耳にするのはyhs『白浪っ!』で氏次啓さんが投げてたのに続いて2回目なのですが、初出はいつなのかが超気になってます。
「横顔が新幹線」。ですよ。字面だけでもジワジワくる…。
いやー
「横顔が新幹線」。
俳句的な言葉の飛躍力を感じる、実に名言であります。(すごく気に入ってます)
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それはそうと、夜の舞踏公演まで時間があったので、サッポロ珈琲館 本店でご飯を食べていたら(エビ&アボカドのホットサンドが美味)、演劇シーズンの打ち合わせに来た平田さん&飯塚さんにバッタリ。
今って、演劇シーズンでは5作品が約1カ月に渡って上演されてますけど、個人的には上演日程が被らない4作品の方がいいんじゃないかなーと思っていたり。そして、そのうち2作品はレパートリーで、毎年同じ作品でも良いんじゃないかなーと。
シビウ国際演劇祭でも、ラドゥ・スタンカ劇場の『ファウスト』が毎年必ず上演されますが、自分が札幌で毎年観たいと思える作品ってのもやっぱりあるもので。
皆さんはどうですか?何度でも観たいと思える札幌の演劇作品、ありますか?
この日は飯塚さんも舞踏公演組だったので、パトスまでの道すがら「自分が勝手に考える演劇シーズン・プログラム」を話していたら、これが結構楽しかったのでした。
マイ札幌レパートリー、パッと思い浮かぶのは以下でしょうか。
・札幌座『西線11条のアリア』(これは、毎冬上演してもいいんじゃないかと思う)
・やまびこ座プロデュース『OKHOTSK オホーツク -終りの楽園-』
ELEVEN NINES / dEBoo『12人の怒れる男』
・柴田智之一人芝居『寿』
・札幌座『ダニーと紺碧の海』(←櫻井幸恵さんが演出した作品です。彦素さん、良かったなあ)
・信山プロデュース『噂の男』(ぜひ!)
いろんな人のマイレパートリーを出し合ったら楽しそう〜。
(編)

 

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