昨日はオフということで、シビウから電車で3時間ほどのところにあるシギショアラへのショート・トリップを、ルーマニア人ボランティアが企画してくれました。
昨年は自分的に参加する気持ちの余裕がなく見送ったので、今年はいざ。
とりあえず、朝6時の電車を逃すと次は12時台とのことで、5時起き。到着3日目の5時起き！

自分的楽しみの一つ、ルーマニアでの電車旅。来た電車の窓を見ると、こんなひび割れが。

ルーマニア感、ある。
途中、乗り換えの駅では1時間待ち。

国際ボランティアは前日に全員が初顔合わせをしたばかりなので、親交を深めるのにもってこいな待ち時間です。

私はもっぱらイタリアから来たエレーナ（中）とロッコ（右）とお話。

左の水色パーカーは東京から参加のマイコさん。エレーナとロッコは来年の欧州文化首都に指定されているマテーラのボランティア。
どうやら今年から、欧州文化首都のボランティアとFITSの国際ボランティアで、エクスチェンジ・プログラムが始まったっぽいです。この辺、後でもう少し聞いてみよう。
ロッコから写真を見せてもらったのですが、マテーラは渓谷斜面の岩肌を掘って造られたサッシと呼ばれる洞窟住居群が世界遺産に指定されている、超美しい街。来年行ってみたいなー。
そして乗り換え。この感じの車内も、最近見たヨーロッパの映画を思い出してしまった。

（↑ちなみに、左がセルビアから参加したアナ、右は上海からのサニー。）
途中、羊を見てサニーや私たち日本人は「羊だー！」と盛り上がってしまったのですが、セルビア的に羊や牛は日常茶飯事だそうで、アナのテンションは全く平常でした。
で、シギショアラ到着。

連日30度近いルーマニアですが、ふと韓国から参加したツァエランを見ると、なんとマイ扇風機持参でした。

ちなみに、韓国語発音でも扇風機は「センプウキ」に近くて、もっぱら日本語と近い発音の韓国語ネタで盛り上がる。「カバン」とか。
ということはさておき、世界遺産の旧市街を目指す一行。

時計塔が見えてきましたよ。

でも、まずは腹ごしらえ。

左から、ブルガリアから参加のマリネラとペトゥラ、東京から参加のサラさん。もっぱらブルガリアン・フードの話で盛り上がる。
マリネラとペトゥラも、来年の欧州文化首都であるブルガリア・プロヴディフのボランティア。欧州文化首都プログラム関連のボランティア・トレーニングは昨年から始まってるらしい。
そしてこのレストランは、注文から1時間半以上経過して、やっと料理がやってくるという…いやー、待った待った。
ということはさておき、今度こそ、旧市街へいざ。

防壁を越えると、中は旧市街。

世界遺産を構成するのは、城塞都市の防衛機能を担った防壁と見張り塔、いくつかの広場と教会、それと中世的な景観を保持している赤い屋根が並ぶ民家群など。（Wikiより）
こちら↓は時計塔からの眺め。


丘の上には教会があり、

そこに続く、全体が木製の屋根で覆わた石造りの階段↓は、

これ自体が観光的見所の一つだそうな。この後雷雨に襲われた時の、絶好の雨宿りスポットでした。
丘の上ではお墓などを見て、

再び広場の方へ降り、ワラキア公ヴラド3世（通称ドラキュラ公）の生誕地（黄色い家）を眺めつつ

（中にあるレストランでは、こういうサービスがあるのですねえ）

猫を眺めたり

新郎新婦の撮影風景を眺めたり

しながら、夕方近くになって再び駅近へ戻り。

超暑かったので、ソフトクリームがやたらと美味しく感じたり

（↑沖縄から参加のリナさん。）
レモネードがやたらと美味しく感じたり。

で、帰りにシギショアラから乗った電車はこれ。



窓にもグラフィティがびっしりなので、中に入るとこんな感じ。


外が見えないと、駅を確かめる時にちょっと困りますね。
そして途中の駅でまた乗り換えて、22時近くにシビウ到着。長い1日だったなあ。
で
帰宅後は即就寝。
この、疲れ切って「帰宅後は即就寝」パターン、懐かしい…。これが毎日続くのがザ・FITSって感じ。
今日（6/3）は半分オフ、かな。どうかな？

↑マリネラの自撮り棒が大活躍しております。
（編）