昨日はやまびこ座で『OKHOTSK オホーツク -終りの楽園-』を。
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この作品を見るの、7回目(2013年初演2015年の再演時に2日連続2016年のさっぽろ演劇シーズンで3回)です。自分の場合、同じ作品を2回見るのも珍しいくらいだけど、もうこの作品だけは別格。
なぜ別格なのかというあたりは、アフタートークでアツく語ったこちらをご覧いただければと。
今回も、「オットテール:嘆く女」が流れると同時に落涙。美しすぎるねん…。
※バロック・コレギウム・サッポロが演奏する名曲のリストはこちらから。(動画も貼っつけてるよ!)
一通りのことはこれまで大体書いてきたので、今回は今まで書き逃してきたグッとくるポイントを書きます。
まずはですね、巨大魚が出てくるシーン。これ全長何mだったかな、3mは余裕であると思うのだけど、結構な重さなのですね。
その巨大魚の躍動感を出す上で大事な尾びれの操作(重労働っぽい)を、あしり座の池内さんが担当(池内さんは、そこ以外は比羅夫の足遣いを担当)してまして、地味にこのシーンの荒ぶる尾びれにグッときてる私です。
次。
あしり座による三人遣いの比羅夫。比羅夫は何から何までポイントとして挙げたいところですが、まずは。
姫長と恋に落ち、ムラでの生活に馴染んできたことを思わせる狩りのシーンが、もうなんともチャーミング。昨日はキタキツネが出てきたもんなー。
演劇シーズンで3回見に行った時も、彼らはこのシーンのネタを毎回変えてきて、本当にサービス精神旺盛というか、さすがだなと。あのシーン、ふざけてて好きだなあ。
でもですね、こうやって平和に笑い合って過ごす日常があってこそ、権力者のエゴによってそれがなすすべもなく破壊される悲しみが際立つというか。
ここで比羅夫の二つ目の特筆ポイントなのですが
朝廷に戻り、ムラの壊滅を命じられた比羅夫が、苦悩の末走り去るシーンの、まあああああああ格好良いこと。三人遣いのピークじゃないですか、あそこは。
そして、そこからの姫長と比羅夫の決闘シーン。いやー。ドラマや…
人と人が愛し合い、子どもが生まれ、そこに暮らす人たちは異物的なもの(人)とも共存し、平和な日常を送っている。
のが、権力闘争によってあっけなく破壊されていくの、歴史上何度も繰り返されていることだけど、こういうことがなくなる日って来るのでしょうかね。
最後、姫長は幼子を連れて舟で海へ出るのですが、国家という枠組みのもと現代に起こっていることを下敷きに物語を書き直すなら、その舟が転覆するか、たどり着いた先の土地で難民として苦しい日々を送るか、でしょうか。
それでも、私たちは、悲しみを抱えながら別の土地を目指した姫長と幼子が、力強く幸せを作り出す未来を信じることができる。
なんか、そういう部分が、私がこの作品に何度も感動してしまう理由なのかもしれません。
地元でね、こうやって何度でも見たい!と思える作品が生まれて、毎年のように上演してくれるって、本当に幸せなことだよなーとしみじみ。
いやー、あまりにも好き推しなので、まだ見たことがない人は「そんなに?」って感じかもしれませんが、そんな未見の方に朗報です。
なんと!
7月21(土)~8月26日(日)の期間に開催される、「やまびこ座30周年記念~あつまれ!みんなの笑顔!!やまびこ座おめでとう!!~」の中で
『OKHOTSK』が!8/26-8/27に!上演されまーす。パチパチパチ〜。
この30周年記念、以前見て「すごー!」ってなった「糸あやつり人形劇団みのむし」の上演もあって、とても楽しみ。(2013年に初めて見た時のブログはこちら。そこから2015年、2016年と、来札時は欠かさず見ています。みのむしも見た方がいいよ!)
夏は皆さま、やまびこ座に集合ということで。どうぞよろしくお願いいたします。
(編)

 

One Response to 7回目の『OKHOTSK オホーツク -終りの楽園-』

  1. のりさわ より:

    というわけで!夏は皆さま、やまびこ座に集合ということで。どうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

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