初開催のReborn Art Festivalを見に、初・石巻。
1日目は牡鹿半島の中部(桃浦)エリアを見て回ったのですが、バスまでの待ち時間があったので、とりあえず9時からオープンしている街中の旧観慶丸商店へ。
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展示風景。
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作品をのんびり見ていたらバスの時間が来たので、いざ。今回参考にしたのは公式サイトに載っていた、こちらのモデルコースです。
※リボーンアート・バスの時間は、8/12から変更になっています。
まずは荻浜小学校。桃浦はもともと鯨漁が盛んだったそうですが、商業捕鯨(現在は調査捕鯨)の中心地はその後お隣の鮎川地区へ。桃浦は、今はカキ養殖が盛んなところです。
で、地元アーティストの展示がされていた荻浜小学校で、鯨の骨などを使った作品を発見。
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鮎川で暮らし続けてきた伊藤成男さんの作品。人と鯨の関係の、現在進行形を見た感じで印象的でした。
写真家の平井慶祐さんの作品も、素敵。
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校舎の屋上に現れた、桃浦の海の底。の音。
で、外に出て、ファブリス・イベールの作品や
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パルコキノシタさん、金氏徹平さんの作品を拝見。相変わらず作品写真はほとんど撮ってないっす。
金氏さんの作品は「牡鹿半島だと、こんな感じで有機的になるんだなあ」と。
お次は牡鹿ビレッジへ。
お楽しみの、はまさいさい。
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で、牡蠣カレー。
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の後、FISHERMAN JAPAN主催の「浜の生活となりわいを学ぶ。牡鹿ビレッジ船上アート鑑賞ツアー」を体験。
丸伸丸エサシさんの船で、いざ。
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牡蠣の赤ちゃん(本当に小さな黒い点だった)、
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1年後(やや牡蠣の面影あり)、
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2年後(出荷まで、あと半年くらい?)
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の状態を見せてもらいつつ。
ブイには屋号が入ってるのも初めて知りました。「伸」って見えます?
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ブイは1つ18,000円くらいするそうで、地味に高い。1つの養殖場(←この辺記憶が曖昧)で40個とか使うそうで、台風とか津波で流されちゃうと結構な痛手だそうな。
あと、このツアーの売りの一つでもある「海から作品を見る」の図。
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この船では岸につけれないので、小さな船に乗り換えて、岸へ。
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↑舟先に立つ姿が、昔を彷彿とさせる感じで良い。↓この引っ張る姿も。
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そして淡々と戻っていくところも良い。
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海の男!
そのあと、2つの洞窟で宮永愛子さんと、さわひらきさんの作品を鑑賞。
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さわさんの作品に見入ったあと、この洞窟が旧日本軍によって掘られ、ここで人間魚雷が待機していたのだと聞いて胸を突かれました。
そのあとは旧桃浦小学校へ移動。
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↑鈴木康広さんの作品。『ミクロの森』を思い出して、良かったなあ。
ちなみにここ、元小学校跡地とは思えない山の中なのですけど、
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校門が残ってて、驚き。山の中の小学校!
この会場では、コンタクト・ゴンゾの作品と
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(↑「カマドウマ」の文字に、つい一枚撮ってしまった。)
浪田浜(桃浦小学校の子供達のプールだったらしい)に展示してある
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青木陵子+伊藤存の作品が、むちゃくちゃ好きでした。
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旧桃浦小学校の展示は、どれもこれも自分の今の興味関心にフィットして、すごく良かったです。
最後は「桃浦」バス停前で、チンポムの『ひとかけら』。こんな優しい(でも、本質的なところへ直球だと思う)作品も作るんだなあ。
牡鹿半島中部(C・桃浦)エリアは、民俗学とか、人と自然(山、海)や野生動物との関係、みたいなことへ傾倒している自分的に、とても刺激的なエリアでした。
ちなみに、私は桃浦まで路線バスで来たけど、10時半くらいに旧観慶丸商店前を出発する、「目」の作品バスに乗って来れると、すごく良いと思います。
私は目の作品について最終日にようやく意味がわかったので、結局彼らの作品は体験できず。桃浦からも作品を見て回るバスを予約できるので、帰りに「目」の作品を見ながら帰って来れると、いいんじゃないのかなー。
これから行く人がいましたら、参考にどうぞ。
(編)

 

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