先週末は自主上映団体「ノースシアター」の上映会へ。
午前中に見たのは、藤井光監督の『ASAHIZA 人間はどこへ行く』。

これは、なんというか、以前『ブルーシート』の再演を見たときにも感じた、「被災者の物語」を望むこちら側、を意識してしまう作品でした。
後半、一瞬ドキリとするシーンがあったけど。
夕方からは、池谷薫監督の『先祖になる』を。

これはもう、語られる言葉の一つひとつが全て珠玉!
震災直後からの1年間を映したドキュメンタリーということもあって、本当に強い作品でした。
ささやかなシーンだけれど、直志さんの奥様が言う「前はお父さんって呼んでたけど、もう今は直志って呼び捨てですよ」って言葉、よかったなあ。
余談ですが、最近拝見した東方悠平さんの2013年の作品『死なないM浦Y一郎』がどうにも好きで

結構この作品をきっかけにいろいろなことを考えているのですけど、『先祖になる』の直志さんは、M浦さんの光の面だなーと、ぼんやり。
世の中の物事というものは実に多面的で、どこをどう切り取るかで意味合いが変わってくることを知り、「切り取れないよなあ」と迷っていた時期は終わり。
じゃあ自分はどう切り取るのか、なぜそこを切り取りたいのか、考える時期に来ている気がする
な。
そのためには、複雑なものを鮮やかに切り取る術を身につけないといけないけれど。
最後、なんのこっちゃ、という話になってしまいました。
それにしても、『先祖になる』は定期的に見直したい。
なんとなく。
(編)

 

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