2/5(木)-11(水・祝)まで開催されるさっぽろ雪まつり。
の、大通公園西5丁目特設ステージで上演される、フィギュアアートシアター『雪の国のアリス』(芸術監督は沢則行さん)
の、稽古を本日チラリとのぞいてきました。
稽古場に入って最初に目に入ったのは、バンダナな二人。
舞台照明家の高橋正和さん(奥)と特殊造形師の吉田ひでおさん。(ちなみに、WGの吉田ひでおさん号はこちら)
今回吉田さんも人形造形に携わっているのですが、吉田さん作のエゾ時計ウサギを三人遣いするのが矢吹さんとあしり座のメンバーです。
矢吹さん(左端)と吉田さん(右端)の組み合わせ、面白くなる予感しかしない…。(へなちょこな画質ですみません)
エゾ時計ウサギ、動いているところを今日初めて見ましたけど、すっごいですよ!大きさは3mぐらいになるんじゃないかしら。
重さもなかなかのものらしく、主遣いの矢吹さんや足遣いの池内さんの気合が入っておりました。
あるシーンの演出で、沢さんが人形の動きに対して「(遣い手が)楽なのはこうなんだけど、面白いのはこうだよね」と言ったら、即「じゃあ面白い方にしましょう」と答える矢吹さん。
惚れるね!
アリス役の窪田晶子さん(札幌室内歌劇場)の歌声も素晴らしく、ラストの方は思わず聴き入ってしまいました。
それにしても本公演、
2009年から3年間にわたって札幌市教育文化会館で開催された、人形劇のプロ養成プロジェクト「FAT!S」(については、WG WEB ORIGINALの沢さんへのインタビュー&公演レポートをご覧ください。)や、
札幌室内歌劇場とFAT!Sがコラボレーションしたオペラ『イオランタ』や『アマールと夜の訪問者』、
プラス、やまびこ座やこぐま座周辺で豊かな層を見せている人形劇の作り手(トランク機械シアターも出演するのですねー)
などが、
素晴らしく実を結んでいる感あり。
札幌の宝になりそうな作品が生まれる気配濃厚です。
あと今日人形は見れなかったのだけど、途中で登場するクリオネがなかなかに巨大っぽい。
クリオネだけ岩見沢に保管されているようで、人形搬入に関するスタッフさんの話から漂ってくる別格オーラ。期待が高まります。
『雪の国のアリス』は、雪まつり期間中毎日18:15〜/19:00〜/19:45〜の3回上演。(上演時間は1回あたり約10分ほどかな?)
もう絶対初日に観に行こう。何なら3回全部見るぐらいの勢いで。
いやー、楽しみですね。
※2/5追記:初演を見てきました!のブログはこちら。
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