日曜日は新千歳空港国際アニメーション映画祭へ。
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初・じゃがポックルシアター。賑わってる!
まずは『ファンタスティック・プラネット』の爆音上映へ。

 

こんな映画があったとは…
上映前に挨拶された爆音映画祭プロデューサーの樋口さん曰く「ファンタスティック・プラネットはモノラル録音(一つのトラックの中に声も環境音も全てが入っている)のため、音量は少し抑えて全体的にふわっとなるよう調整した」とのこと。
「通常は物語に奉仕する音楽、なるべく無意識に残るようにつくられた映画音楽を、意識の上にあげる試みが爆音上映」という言葉も興味深かったです。
次に見ようと思っていたインターナショナルコンペティション4までの間に、呑気にラーメンを食べて戻ってきたら、なんと満席。
アニメーション映画祭の一番の驚きポイントは、プログラムに満席続出だったことでしょうか。コンペティション2と3は無事見れたので、良かった良かった。
そして、アニメーション映画祭の第二の驚き(というか感心)ポイントは、気合の入ったコンペティションプログラムでした。こりゃ面白いわ。
コンペティション2はどれもこれも好きでした。コンペティション3で自分的に「わーお!」となったのは、榊原澄人監督の『É IN MOTION NO.2』。
これ、またどこかで見る機会があったらいいのにな。
気になる受賞結果はこちらをご覧ください。グランプリと新人賞受賞作品は見れていたので、ちょっとうれしい。
ちなみに映画館以外でも、イベントホールでは面白そうなワークショップが開催されていたり(親子連れで賑わっておりました)
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こんな感じで空港の出発ロビーがお祭りっぽくなっていたり
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(彼ら↓がスカルラッティ・ゴーズ・エレクトロかな?)
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何とも賑やかでいい感じ。
映画祭で、食べるところも充実していて、何ていい環境なんだ、新千歳空港国際アニメーション映画祭!(一つ言うなら、略称がほしいところです)
そしてこの日の自分的メインイベント、大友克洋『AKIRA』の爆音上映!!!!
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22時半からの上映ですが、確実に満席になるであろうこの上映を逃したくない人たちが、21時頃からロビーに集まり始めておりました。
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私もアドバイスをいただき、夜ご飯を早々に済ませこの場にイン。ちなみに上に写っているのは主にtab勢です。
21時半頃になると外にあふれるくらい人が集まっていたので、かなり予定を前倒しで整列。熱気が漂い始めましたよ。
1時間も並ぶのかーと思っていたら、隣にいた豆電社まめさん(写真左)がオセロを始めたではありませんか。
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なんて便利なアイテムをお持ちなのかと。
ちなみに私はカジタ君と対決をしてみたのですけど、あっさり負け。そのあとエリカさんとも対決してみたのですがあっさり負け。まめさんが慰めてくれました。素敵な方であります。
そんなこんなで待ち時間もあっという間に過ぎ、待望の『AKIRA』爆音上映。
いやこれはもう、格好良過ぎました。何度でも見たいっす。
いやホントに、機会があるならまた見たい。爆音で。感無量でポスターもゲットしましたよ。どこに貼ろうかなー。
そして休憩をはさんで、変態アニメーションナイトがスタート。
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左からみんな大好きピーター・ミラードさん、『WONDER』で観光庁長官賞を受賞した司会の水江未来さん、本映画祭のアドバイザーも務めた司会の土居伸彰さん
変態アニメーションでオールナイト、果たして朝まで頑張れるのか?自分!
と思っていたのですけど、3時頃の休憩時に眠気に勝てず離脱。石田さんカーで札幌へ。
石田さん、ありがとうございました。
それにしても、新千歳空港国際アニメーション映画祭は、作品がノミネートされた監督や市内在住の映像作家さんなども多数いらっしゃってて、久しぶりの方ともお話できたのは良かったです。
ロビーで監督トークなども開催されていて、今見たばかりの作品について聞けるのも楽しかった。
一日で全部見ようとすると、確実に見るために結構並んだりして他を楽しむ時間がないので、来年は少なくとも2日間は通いたいな。
素晴らしい映画祭が北海道に仲間入りして、うれしい限りであります。
今年行けなかった方は、来年ぜひ!
あ、そして樋口さんがおっしゃっていたのですが、来年1月末に札幌で爆音上映を予定しているとのこと。こちらも楽しみであります。
(編)

 

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