昨夜は、『ブレーメンの自由』をシアターZOOで。

絶妙なタイミングで入る、昔のテレビドラマ風(←ヨーロッパの)音楽がナイス。
ゲーシェの突発的な激情や悲惨な出来事が起きた、そのあとの暗闇に流れる、ださカッコいいあの音楽!
そしてそれによって醸し出される、何とも言えないあの雰囲気。
あの音楽が祈りの歌に寄り添っていったとき(←おぼろげな記憶ですので、違うかも)、何だかこの作品の性質のようなものを体感した気がしましたよ。
全体に漂う、スッと喉を下りていかない異物感というか、あの突き放した感じもとても良かったです。
自分にとって新鮮な手触りのある作品で、「こういうのもどんどんやって」という想いを最後の拍手に込めつつ。
何と言うか、良さはそのままに、彼らによって本作がきちんと置き直されていたのだとしたら、それはどういったところなんだろう?
この辺、土曜日のアフタートークのゲストである渋谷さんの目にはどう映るのか、興味津々です。(自分は行けませんが…)
ちなみに、「なぜか笑える」ってあたりも、本作の不思議なところでありました。最後のゲーシェのあのすっとぼけた身振りは、宮田さん版ゲーシェならではって気も。
本日は14:00〜/19:00〜。残りの公演日程・チケット予約はこちらから。先日書いたこちらもご参考にどうぞ。
(編)

 

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