遠出で見た展示1つ目。
「クローゼットとマットレス」スミルハン・ラディック+マルセラ・コレア展』@メゾンエルメス8F
マットレスについて書かれていた「無防備なやさしさ」(確か)という言葉が印象的。
最近かくれんぼをめっきりしなくなったので、クローゼットや押し入れの中に入ることはなくなりましたけど、家の中にあって人が入ることを前提としていないその空間は、やっぱり不思議な空間だったなあ、と。
2つ目。
LAS MENINAS RENACEN DE NOCHE 森村泰昌展 ベラスケス頌:侍女たちは夜に甦る』@資生堂ギャラリー
17世紀スペイン絵画の巨匠、ディエゴ・ベラスケスの名画「ラス・メニーナス」をもとにつくられた物語が、“全8幕の一人芝居”として目の前に展開。
演劇で言う一人芝居は一つの身体で行われますけど、森村さんの一人芝居は、一人がいくつもの身体になって目の前に現れるのが面白い。
こちらは12/25まで。お勧めです。
展示3つ目。
『うさぎスマッシュ展 -世界に触れる方法』@東京都現代美術館
最初の展示、レアンドロ・エルリッヒ《ロスト・ガーデン》からもう興味津々モードに。
巨大な水槽に油を満たし、鏡のように空間全体を映し出したリチャード・ウィルソンの作品もクラクラしたなあ…
フェルナンド・サンチェス・カスティーリョの映像作品《ペガサス・ダンス》も見入ってしまいました。

デモを鎮圧するための放水車だけど、こっちの方が絶対いいですよね。
でも一番「おお!」と思ったのは、ビュロ・デテュード《政府地図》(作品名、多分「政府」だったと思う)
じっくり見ようにも時間がなくなり、図録にも小さく(文字が読めないサイズで)しか掲載されていなかったので、またどこかで見たい作品no.1であります。
※こちらの展覧会レポートもご参考にどうぞ。
本展は1/19まで。全ての作品を紹介したいくらい、発見に満ちた展覧会ですので、ぜひに。
(編)
 

 

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