遠出で見た舞台作品3つ目は、Marcelo Evelin / Demolition Inc.の『突然どこもかしこも黒山の人だかりとなる』。

舞踊評論家の乗越たかおさんが、終演後にツイッターで「『全力で向こうに行こうとする人を全力で止める→ダンスになる』という手法の発展型といえるだろう」とおっしゃっており、ほほうと思ったり。
リング?の中を、全身を黒く塗った全裸のダンサーたちが塊となって移動するので、それに合わせて観客もかきまわされるのですが、リングの外に移動もできるので、そういう全体の動きを離れて眺めることも可能。
完全に観客一人一人が全く違う鑑賞体験をしているので、他の人はどんなことを思ったのかなー。
自分はというと、最初は全く別々の個体だった5つの身体が、時間がたつにつれ混じり合うような感じになっていく、その物質的な変化からいろいろなことを想起しつつ。
あと、塊から解かれたダンサーが一人で歩き回っているときの出来事なのですが、別のダンサーに気をとられている観客のすぐ横にダンサーが立っていて。
自分の目の前での出来事だったのですが、ものすごく油断している人の完全な「無意識」のスペースに、強烈な異物が存在しているという光景が、すごく引っかかりを感じる何かでありました。
自分は立ち寄れなかったけど、KYOTO EXPERIMENTには、観客やアーティストと作品の感想をシェアすることができる「フェスティバル・ミーティングポイント」なるものがあり。
直後は全然言語化できないので無理だけど、翌日とか、こういう場所でつくり手と語れるのはいいかもしれない。
ということで、日曜日に見た3作品でした。
あ、『突然〜』の公演会場だった京都芸術センターは、めちゃくちゃ雰囲気ある場所で。明治2年(1869年)に開校し、平成5年(1993年)に124年の歴史をもって閉校した明倫小学校の姿を、ほぼそのまま残した建物内。
1Fの情報センターも素敵。
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通いたい…
ということで、雑記へと続きます。
(編)
 
 

 

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