今日はシアターZOOで、劇団北芸の『この道はいつか来た道』(作:別役実/演出:加藤直樹)を。
別役実さんの作品って、『死体のある風景』しか(多分)見たことがないのですけど、今日のお二人のやり取りは何だかとてもチャーミングで、あの力の抜け加減があってこそ生きてくる世界なのかなーと。
その前半のほのぼのとした可笑しさから、後半。
は、
今の自分には少し手の届かない領域と言うか、感じるものはたくさんあり過ぎるほどでしたが、うまく言葉にできないっす。
でも、自分が年をとったときに、そばにこんな演劇作品があったら何て素敵だろう、と。
作品に出てくる二人と(あるいは北芸の二人と)同じだけの時間を生きて、年齢を重ねて、本作品に出会えた人たちのことが、うらやましくなるような作品で。
今演劇をしている、自分と同年代の方々に、何十年か先の想いを託したくなりましたもの。
何て言うか、今日は
「演劇」の光
に、触れたような気がした次第です。
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