昨日、2011年子ども映画ワークショップ作品の『命の樹』
と
2012年子ども映画ワークショップ作品の『僕らの興味期限切れの夏』
の特別上映をシアターキノで見てまいりました。
子ども映画制作ワークショップは、2005年のモエレ沼公園グランドオープンに合わせて始まり、これまで6回にわたって、中学生自身による短編映画制作を実施。
「特に2011年〜2012年は、発寒地区や円山地区のコミュニティの皆さんとのコラボレーションにより、中学生とは思えない非常にレベルの高い作品が生まれ、道内各地での上映会や、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、札幌国際短編映画祭、地方の時代映像祭など、全国での上映も実現している」のですって。(配布されたチラシより)
ほうほう。ではその作品は、どんなものぞや。
と思っていたら。
全く予想していなかった映画体験をしたというか、
作品の内容自体にもぐっときたのですけど、それ以上に
「ああ、映画をつくるって、とても楽しいことなんだ」
と、気付かせてくれるようなものがあったというか。
もちろん大変なこともあったのでしょうけど、(舞台挨拶でも数人口に出していた)
でもやっぱり「つくる」ってことの楽しさと喜びが作品にあふれていて、何ともキラキラした素晴らしさがありました。
多分これは、冒頭中島洋さんが映画を見た方の感想として紹介していた「疑似体験じゃなく、全て自分たちでつくる、ということに価値がある」(←うろ覚え)ってことも関係していて、
そういう機会と適切なサポートを用意するということは、これまた時間も手間もかかる大変なことだと思うのですが、やっぱりそこからしか生まれないものもあるのだなあ。
と、しみじみ。
2013年は、集大成となる長編映画を制作するそうです。
1年かけて企画、脚本、制作、撮影、編集、仕上げ、宣伝活動をし、2014年正月の劇場公開を目指すとのこと。
そのための市民サポーターを募集しておりましたよ。一口3,000円から。これの詳細はどこかWEBには載ってるのかしら。(興味を持たれた方は、問い合わせ等シアターキノまでどうぞ)
2013年の子ども映画制作ワークショップについては、今後も何らかの形で皆様にお知らせする機会があればいいな。
※あと、札幌てくてくに、本ワークショップについての2010年のインタビュー記事があるので、こちらもぜひご覧くださいませ。
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