昨日は札幌芸術の森美術館で開催中の『札幌美術展 パラレルワールド冒険譚』を見てまいりました。

入口には果澄さんの作品。

最初の森川ヒロシさんの作品、「ちょっと変わっているおじいちゃんの屋根裏部屋」にあるような…と思って、「はて、自分のこのイメージはどこから?」と考えてみると、宮崎駿作品なのですよね。
実際にそんなおじいちゃん、会ったことないですけど、でもみんなの心の中に必ず存在していそうな人物像のような気もします。
なんてことを考えつつ進んでいきますと、
一原有徳さん、矢元政行さん、と続くのですが、
個人的にこの並びが何ともパワフルで、次の佐藤武さんの展示コーナーで妙にホッとした次第です。
今回初めて知った方の中では、矢元さんの一連の作品と、浅井憲一さんの『The Midnight Circus』が印象的でした。
他にも
portraitシリーズがどんどん進化している武田浩志さんとか、ノリに乗っている(ように感じられる)山本祐歳さんとか、とうとう舟に乗った(←もうすでに乗ってましたっけ?)久野志乃さんとか、
軒並みテンションの上がる展示の後、最後に見たのが坂東史樹さんの展示。
新作(ですよね?)の『真昼の星々―ある牛飼いの最後の為に―』と、『真昼の星々―ラスト・フライト』に完全にやられました。
特に『真昼の星々―ラスト・フライト』!!!
何であんなに胸にきたんだろう…少年の夢のような、壮大な冒険が始まる瞬間のあの何とも言えない…なにか。
今の自分に、とても必要だった作品でありました。
ああ、手元にほしいなあ…(ぽそり)
ということはさておき。
本展は11/4(日)までです。お勧め!
(編)

 

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