バスと電車を乗り継いで、ぴゅーんと十和田から青森へ。

ホテルに荷物を預けて、味の札幌大西の味噌カレー牛乳ラーメンで腹ごしらえをし

早速国際芸術センター青森へ。

入ってすぐのところにあった中嶋幸治さんの《パルス》(上の写真だと右側の壁の展示)の、手をずっと握りしめながら移動していくという行為の記録に、こんなに自分が胸を打たれたことに驚いてしまった。

本作ではりんごの花を握りしめているのだけど、たとえ手の中に何もなかったとしても、自分の手を、誰かの手を、握り締めてしまうときの祈るような気持ちや不安、恐れ、切実さのようなもの

思い浮かべて、そうして今世界の至る所で誰かがそうやって自分の手を、誰かの手を、あるいは何かを握りしめて「移動」している。

というようなことがドワーッと来て、のっけからちょっと動揺してしまった…。

青野文昭さんは以前見た『六本木クロッシング2019展:つないでみる』の作品も好きだったけど、本展の作品もめちゃ良かった。

あと光岡幸一さんの《ししおどし》は、何も知らずに横を通ったときに突然ザッパーーーン!!!と落ちてビビりました…。変な声が出てしまった。

(これ↑はその後で落ち着いて撮った)

是恒さくらさんの作品も好き。

頭がフル回転したあとの心地よい疲れを感じながらホテルへ。

クラシカルな玄関。

お部屋もコンパクトだけど良い感じ。鏡とか。

WiFiが仕事をするにはあまりよろしくないのが難点ですが!

明日は美術館の展覧会をのんびり見に行く予定でーす。

(編)

 

 

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