舞台作品に恵まれた週末のラストは、Noism2のDANCE PROGRAM。
Noismは、日本初の(そして現在でも唯一の)公共劇場専属舞踊団として2004年4月りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館で設立。芸術監督は、りゅーとぴあ舞踊部門芸術監督でもある金森穣さん。
Noism1はプロフェッショナルカンパニーで、Noism2は研修生カンパニーです。
この日の演目は、1部が金森穣さん振付によるレパートリーを山田勇気さんの演出で。
『Training Piece』は、複数のダンサーの身体の精緻な動きがスピード感を伴ってハマる瞬間に「おお!」と。池田亮司の音楽とも相俟って、見入ってしまいました。すごいな。

↑これはNoism1によるものですが、1:44あたりから池田亮司さんの音楽パートを見れます。
そして2部は、平原慎太郎さん(OrganWorks)演出・振付による新作『BOW!!!』。
テーブルを使って視点軸を大きく動かすシーンには、テンション上がりました。アナログな手法でも、これだけダイナミックに知覚を揺さぶれるのですねえ。舞台って、本当に発想次第でどうにでもなる空間なのだなあ。
フランス語のアナウンスとともに始まる、奇妙で美しくて醜い作品世界に、見ているこちらの目も爛々としてしまいました。東海林靖志さんと景井雅之さん(共にOrganWorks)による音楽も良かったです。
ちなみにOrganWorksは、7月に『聖獣』の札幌公演もあり。これ、とても楽しみ。5月、6月とプレイベントもあるみたいですよ。詳細は上のリンク先をどうぞ。
※ステージナタリーでの『聖獣』全国ツアー記事はこちらから
今週後半は舞台作品祭りでしたが、来週も後半から舞台作品祭りです。
シャーワセ。
(編)

 

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