今日は楽しみにしていた「ないとぱぺっとしあたぁ〜仔熊夜会〜」を見に札幌市こども人形劇場こぐま座へ。
4年に一度開催される、大人のための人形劇の宴です。(私は初観劇)
★一番手は、人形劇団野良犬+plus『TSURI-BARI』。
狂言の『釣針』をベースにした、浄瑠璃と人形劇のMixバージョン的な作品。
笑った…
ちなみに、主人の語りを務める太夫は田中碩人さん。
札幌市こどもの劇場やまびこ座で開催されている、人形浄瑠璃講習会ユースクラス&義太夫講習会出身の19歳です。
(ユースクラスについての記事はこちら)(講習会についての記事はこちら
人が育ってくると、つくれる作品の幅がこうやって広がっていくのだなあ、としみじみ。いよっ!やまびこ座!
それにしても矢吹さん(やまびこ座・こぐま座の館長で、人形劇団野良犬、さっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座チーム馬車馬に所属)は、ホント札幌人形劇界の宝だと思います。
★二番手は、人形芝居プロジェクト☆ライオン『月吼』。
2年前にこぐま座で衝撃的な出会いを果たして以来、すっかりファンになってしまった私。自分の周囲にいる人たちに自信を持って勧められる、大人向け(というか大人は倍楽しめる)人形劇団です。
そして、プロジェクト☆ライオンと言えば戸川純。
ということで、劇中流れてきたのは三宅裕司とのデュエット曲『月世界旅行』!!!

最高だ…
『月吼』でこの曲が流れるシーンは、心から「これだよ!これ!」と言いたいぐらい、大好きな世界でした。
私、本当に彼らの作品を自分の周囲にいる人たちに見てほしいっす。
★三番手は人形遣いモカと仲間たち『「愛の笛」より 〜クマゲラの物語(ver.3 仔熊夜会バージョン)』。
「人形遣いモカ」こと森三成子さん、TOBIU CAMPにも出演されていますよね。私は初めて彼女の作品を拝見しました。
ダンサーさんや音楽家など、いろいろな人と協同しながら作品制作できている環境は素敵だな。
★四番手は八王子車人形西川古柳座の西川古柳さん&琵琶奏者の室井三紀さんによる『耳なし芳一』。
これはもう、格好良過ぎでした…「クール」な日本ったらこれじゃないか。
劇中で演奏されていた琵琶語りと同じ箇所がyoutubeに上がっていたので、一応こちらに。

劇場の舞台で見ると、雰囲気はこの数十倍格好良いです(衣装も和服だし)。
何と言っても西川古柳さんとの共演ですので、ぜひ実際に足を運んで、肌で確かめることをお勧めします。
★途中飛び入りゲストもありつつ、最後は「なべ&やぶ」による『輪廻』(だったかな?)。
プロジェクト☆ライオンの渡辺さん(漢字合ってますでしょうか)と、人形劇団野良犬の矢吹さんが、最後に思い切りぶっ飛ばしてくれました。
笑った笑った。なんとも贅沢なコンビであります。
私、本当に彼らの作品を自分の周囲にいる人たちに見てほしいっす。
さて、ここまで読んで気になってきましたでしょう?
仔熊夜会は6日(土)19時からもあり、なんとこの内容で当日1200円!破格!
当日券は席が残っている場合のみの販売なので、こぐま座に確認した方が確実かもしれません。電話番号は011-512-6886です。
終演は21時15分ぐらい。
行った方がいいと思います!
(編)
 

 

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