昨日は劇団パーソンズ『ハッカドロップ』をBLOCHで。
前半と後半の落差(まさかの展開)は、今年のTGRの中で今のところ断トツです。
そして私は圧倒的に、紙芝居が始まるまでの前半が好きだな。
という個人的好みはさておき、
役者さんはこの3年でずいぶん力がついたなーと思わせる雰囲気ですし、初めて見る客演の方もいい味出してましたし(特に武藤早紀さん)、
自分が演劇を見始めた入口がこういった作風の作品だったことを思うと、良いアトラクション的体験をできる作品だなと思うわけです。
とは言え
劇団として、今やっとコマが揃ってきた感じだと思うので、ここからいろいろ模索してほしいなあ。
自分たちの得意とか、自分たちらしさとかを決めるには、まだまだ早いんじゃないのかしら。
それか、前半ぶっ飛ばして最後は安心のハートフルというスタイルで、前半のぶっ飛ばし部分をさらに追求していくのもいいかもしれません。
審査員として見るのも今年最後なので、ちょっと好き勝手に言ってしまいました。
5年後とか、どんな感じになっているのかなー。
※ちなみに昨年のTGR上演作品の感想はこちら
(編)
 
 
 

 

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