金曜日の一本目は、わんわんズ『晴れ時々爆弾のち侍』
わんわんズとは、劇団ひまわり札幌青年部所属の3人による演劇ユニットで、本公演は第二回公演とのこと。
「大きな窓のある部屋で、1人刀を振る侍。そこへやって来るオカマ。そしてピエロ。
共通点のない3人の共同生活が始まる。ある時、侍とオカマが喧嘩を始めてしまう。
すると雨が降り出し、遂には爆弾まで降ってくる。
おかしな3人がおりなす不思議な会話劇。」(作品紹介より)
最初から最後までわからないこと尽くしでしたが、こうやって日々の生活の中にぽっかり開いた不思議空間に落ちるのは結構好きです。50分という短さも、この設定には合っていると思います。(もう少し短くても良かった気も)
ひとつ思ったのは、
基本、本作は説明を放棄して状況を見せる感じで進むのですが、そういうときにはそれを貫いてほしいというか、
突然説明的な台詞が出てくると、ちょっと浮くなと。(例えば、「あなたにとっての普通は僕にとっての普通じゃないので」みたいな台詞)
「公演のたびに3人の中で脚本や演出をやりたい人間がやる」というスタンスらしいので、
短めの作品(20分とか)をそれぞれの脚本・演出で思う存分やりたい放題につくって、オムニバスで見せるという上演の仕方も面白いかもなと思った次第です。
(編)
 
 

 

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