『ファッションを創る男 -カール・ラガーフェルド-』をシアターキノで見てまいりました。

邦題からファッション哲学が語られるのかなーと思っていましたけど、どちらかというと彼の日常を追う感じで(だから原題「LAGERFELD CONFIDENTIAL」の方がしっくりくる)、
時折語られる人生哲学がいいパンチになっている、という印象。
予告編にも出てきますが、「現実でありたくない。幻のように現れて消えたい。誰かの人生の中に存在したいとは思わない」という言葉
の、
本編で出てくるタイミングが、何と言っても一番良かった部分でしょうか。
ちなみに本作、あまり詳細を見ないで足を運んだのですけど、フランスでは2007年に公開済だったのですね。
愛猫シュペットちゃんが出てくることも期待していた身としては、「昔すぎるよ!」という気分も…

ということはさておき、スターデザイナーやスター編集長を扱った映画はやっぱり好きであります。
カール・ラガーフェルドつながりだと、同じくシアターキノで公開される『世界一美しい本を作る男 -シュタイデルとの旅-』も見に行きたいな。

これいつ頃公開なのだろう?
(編)

 

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