先週の木曜日は、劇団coyote『銀河鉄道の夜』をBLOCHで。
詳細についてはこちらをご参考に。
見ていてワクワクする雰囲気ある登場人物たちや、ちょっとした仕掛け(絵から顔が出たり、水がしたたったり)が随所にありながら
その「一続きの時間」に、どうにも入っていけなかったのですが、
思い出したのは、前も書いた「裸の時間」のことで。
「秒数ではなくて体験としての時間。でそれは、退屈というのとニアイコールなんですよね。退屈っていうのは、時間を直に体験してるということ、時間の裸の姿を目の当たりにしているということ。だからそれって、ものすごく気持ちいいことなのかもしれない。」という岡田さんの言葉。
思わず時間を編集したいと思うくらいの独特のつくり方は、今回の場合は自分には気持ち良さを見出せなかったのですけど、あの場には「時間の裸の姿」があったのかもしれません。
どちらにしても、その「体験」が不思議とあとあとも印象に残っており、強い個性を感じました。
最後に映像で流れたエンドロールは、この独特の時間がぴたりとはまっていたことも印象的。あの雰囲気を舞台で味わいたかったな。
(編)

 

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