昨夜はBLOCHでパインソーの『extreme+logic(S)』を。
正義や悪という考え方、食物連鎖という生物の法則、などから「固定化された視点」を揺さぶるお話。
なのですが、
地球を守るヒーローに扮したパインソーお馴染みの面々が、私の大好きなアメリカのドラマ『The big bang theory』の愛すべきギークたちに見えてしまって、(ヒーロー名:強い何か、が特に。)
この路線を追求してほしい気持ちがムラムラと。
「ヒーローもの」という少年マンガの王道モチーフのためか、スクリーンをうまく使った字幕によるマンガ的進行も、とても良かった。(フォントも良かった)
文字だから表現できる「送り」というか、「時間」というか、ありますよね。
前回同様、今回もまた「これを役者紹介に使うのーーーーー?」となったりもしたのですが、一番おいしいところはあの部分に凝縮するのがお約束なのでしょうか…
先日ICCで見たノヴァ・ジャン《イデオジェネティック・マシン》の作品みたいに、シーンのところどころで、カメラで撮影された役者の姿がその場でコミックタッチに変換されてスクリーンに映し出されていたりしたら、楽しかっただろうなー
それも字幕同様、うまく舞台に組み込まれていたら…とか帰り道に妄想してしまいました。
中盤、言葉で説明する部分が多くてちょっと疲れてしまったのですが、最後の方の、それこそ字幕を使う辺りから一気に回復。
終演したかと思いきや、の、最後の最後には「そういうことかーーーーー!」と知的興奮を味わいました。
そして、
パインソーを見るのは2回目なのですけど、めっきりツルオカさんのファンです。
「レモン、かじるかい?」ってサイコー。
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