午後から教文短編演劇祭2013の決勝を見に、教育文化会館へ。
劇団B級遊撃隊『ランディおじさん』→TBGZ『マグカップダイアリー』→イレブン☆ナイン『にせんえん』→yhs『ラッキー・アンハッピー』という発表順。
『ランディおじさん』、ああいうほのかな変化の兆しを感じさせて終わるの、好きです。
爽やかな余韻。いいなー。
あと、46歳のおじさんの意外な事実がわかるシーンは、妙にぐっときました。
『マグカップダイアリー』は、最初の水滴音と、それに続くタイトルの見せ方がステキ。
そして、間接的にしか想いを表現できないゆえの、ものに対する女性の愛撫?にドキドキしました。
『にせんえん』は、幕が上がると何か顔の黒い生き物が…
何となく、イレブン☆ナインのメンバーと山下澄人さん的世界が、「はじめまして」と握手しているような印象。
そして、それが良い出会いであることを感じさせるはまり具合。
大変に愉快。あっはっは。
来週からの『エンギデモナイ』も楽しみだな。
そして最後の『ラッキー・アンハッピー』。今回の優勝作品です。
ラン?ちゃんが、追いすがるうるさい世間を振り切って未来へ走っていこうとする後ろ姿に、胸を打たれた私。
言葉じゃなくて身体を使って立体的に表現されるシーンが多くて、個人的に一番好きな作品でした。
その分、逆に肝心な部分を語るときの言葉が、少し平坦に感じてしまったなー。(笑いの要素は十分に満たしていたけど)
ともあれ、本作の立体感は、自分としてはyhsに対する新しい発見でもあり、次回作(11/29-12/2@コンカリーニョ)への期待も高まったのでありました。
地元の演劇に対してワクワクできるって、うれしい。
(編)

 

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