salon cojicaで開催中の、南俊輔個展『エクスペリメンタル プロジェクション』
土曜日は15時からと2o時からの2回、上映パフォーマンスがあり、私は15時の回めがけて行ってまいりました。
セッティング中の南さん。

もうね、ちらりと写ってますけど、右側にすんごいのがありますから。見た瞬間、テンション上がりましたよホント。
このマッキー使いもクール。

フィルムも、リール以外のところにどんどんかけていきます。

こんな感じで、私の目の前を横切ったり。

上映前に、映写機の説明をする南さん。

映写中は強い光を見るため、眼鏡↑はこの後
こうなります。(ちょっと面白かった)

上映では、アナログな合成作品と、映写機の光学式サウンドトラックを利用して音を出すパフォーマンスを披露。(上のリンク先で、過去のパフォーマンス動画を見れますよ)
合成って、通常私たちが目にするものは最初から「1」なのですけど、南さんの場合は、「1+1=1」というように、「1+1」の部分が見えるのが面白い。
あとやっぱり、映写機を楽器のように扱うパフォーマンスは格好良いです。

映像に合わせて、刻々と変化するアンプから出る爆音。

途中、南さんが何やら手に持ったものを映写機に近づけると、光が当たってないのに、なぜか音が出て不思議だったのですが、
あとから確認しましたら手に持っていたのはリモコンで、その赤外線で音が出たのですって。
「(赤外線は)人の目には見えない光だけど、映写機は感知するんですよ」
と、語る南さんがまぶしかったです。
アツい…
映写のためにせわしなく動き回る南さんを含め、上映パフォーマンスはとても楽しく、かつ、映写機のことをあれやこれやと本人にも質問できるので、ぜひその時間めがけて足を運んでみてください。
平日だと夜20時からの上映で、全体で30分くらいです。(日・月は休廊日なのでご注意を)
詳しくはこちらをどうぞ。
本展は20日(土)まで。お見逃しなく!
これ、札幌以外でもお披露目する機会があるといいですねえ。
(編)

 

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