KOTONI-NOIR コトニノワール -舞踏と巡る琴似-」を観てきました。

街中に出る舞踏、みたいな言葉から、2014年のビルジャック・パフォーマンス『水協ビルを踊る Ⅱ』を懐かしく思い出しつつ(このときは舞踏だけではなかったけど)。

話戻り、コトニノワール。

最初はパトス集合で、劇場内でのパフォーマンスをまず鑑賞。Jere Kilpinen & Kim Yooiの音楽と舞踏(田仲ハル&明夜)の組み合わせが自分的に新しかったです。

クラブミュージック的な音楽に舞踏が合わさると、人間の愛すべき滑稽さみたいなところがグッと前面に出るなー、と。

この日は北海道舞踏フェスティバル連携回で、舞踏フェス参加アーティストからは鈴木大翔、役者でない、Adama Traore、副島日毬、李珉柔がラインナップ。豪華〜

30分ほどのパフォーマンス終了後は、田仲ハルさんと明夜さんに誘われ、いざ夜の琴似の街中へ。

(↑階段も、全くスムーズには上らない二人。)

神社と合いすぎる二人。

こういう路上パフォーマンスのときって、偶然それに遭遇して「何あれ?」って感じになっている人たちを羨ましく思うのですが、逆に、ヘンテコなことが起こっていても全く意に介さず(内心では気になってるのかもだけど)、自身の仕事を全うしてる人たちにもグッときます。

ビジュアル強めの田仲ハルさんと明夜さんの横を、チラリとも見ずに荷物を小脇に駆け抜けていく配達のお兄さんとか。良い…。お兄さんにも役者感ある…。

私は人の創作などに全く影響されない日常の強靭さを愛しているけれど、それでもその日常が破壊されることはある。

自然災害や戦争はそういう類のもので、これほど強靭で、変わらないことが尊い日常が、破壊されてしまうことの痛みとはどんなものだろうか…。ということも思ったりしました。

最後は前にラジレコが入っていた場所に辿り着いて、そこでもパフォーマンスが続いたのだけど、少し疲れていたので冒頭だけ見ておいとま。

そのお店、当初ラジレコだと思って、10年以上ぶりに訪れたもので雰囲気が変わったのかな?と思っていたのですが、「シーシャモダン」というシーシャ屋さんになっていたのですね。10/30で1周年とな。

この日はちょうど、しげるまつげさんの個展が始まったところでしたよ。

コトニノワールの様子はコンカリーニョのページにいくつか写真が掲載されているので、気になった方はぜひのぞいてみてください〜。

(編)

 

 

 

 

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