新型コロナウイルスのパンデミック宣言も出て、5月後半からいろいろ動こうと思っていたアレコレへの影響が全く読めない今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。早く終息しておくれ…。
ということで、外出控えめ期間の息抜き投稿です。最後の方はまた徒然。
・見た展示
『現代アートを解剖する vol.1 武田浩志』@テラス計画
作品、制作過程映像、
(↑この左となりに、超良い作品がどどーんと展示)
作品、論考、作品と見るたび、どんな言葉もスルリとかわしながら目をあちこちへ引きつけて離さない目の前の一枚…!
いやー、元気出ました。最近は飾るスペースの問題で久しく作品を購入していないけど、今作に代表される線を扱った《untitled》シリーズは、やっぱりほしいなああああああ。単発の冊子もの仕事が入ったら買おうかな。
本展は4/26(日)まで開催中。街中へお越しの際はぜひ〜。
お次は『斉藤 幹男 Big Black Nosebleeder』@CAI02(〜3/14)
↑上の映像作品、ずっと見続けられる。
視覚的な優劣じゃないけど、大したものに感じない見かけで、つい軽んじてしまいそうなものが、実は「え、そうなの!」って意味を持っていたりする。
んだなーってことを、ぼんやり。自分の「観る目」は、結構傲慢かも。ダメですね。
・見た映画
ポン・ジュノ監督『グエムル-漢江の怪物-』(2006年)@Netflix
ウイルスが蔓延する描写もあって、割とタイムリーでした。
鑑賞後にインタビューなど探してみたら、これ、在韓アメリカ軍が多量の毒物を下水口から漢江に放流した「龍山基地油流出事件」が製作の契機となっているそうで。そんなことがあったのかー。
政府が自分たちのミスを隠すために「ウイルスによる感染」という嘘の情報を流し、本来隔離する必要のない人たちを隔離し、反対する市民がいるのにモンスターを倒す名目で有害な薬剤を大量散布するという無情さが際立つけれど、
最終的にモンスターを倒したのは、ぱっと見「鈍臭い」(マイペースな?)弱者側の一家族で。ポン・ジュノ監督作品はこれで4作目だけど、私、好きだなー。引き続き過去作を見ていきたい。
ラジ・リ監督『レ・ミゼラブル』@シアターキノ
しんどかったけど、鑑賞後にこのインタビューを読んで、「もし今日、政治家が1億(ユーロ)用意してくれたら、何をやればいいのかはわかっている。すでに僕らは、自分たちでできることを始めている。」と語られる内容と合わせて、素晴らしい映画だと思いました。
世界を、社会を変えていく人たち。
・読んでいる本
ちょっと寄り道中の一冊なのですが、ルイス・ダートネル『世界の起源 人類を決定づけた地球の歴史』
これ、無 茶 苦 茶 面白いです。上のリンク先から一部引用すると↓
地球の歴史は、人類の活動が自然界に明確な痕跡を残したように、僕らの体にも刻まれている。人類の物語を本当に理解するには、地球そのものの経歴を調べなければならない。その景観にある地物や、地下の構造、大気の循環、気候地域、プレートテクトニクス、大昔の気候変動の時代などである。本書では、環境が僕らに何をしてきたのかを探ることにする。
自分には今目にする地図しか頭になかったけど、全然そんなことはなかった…。読み終わったら、改めて投稿しますね。超おすすめ!
・買ったもの
最近は部屋にいる時間が長いので、お香も重宝。
すっかり松栄堂っ子であります。
もひとつ、自分的初のセレクト・宮崎のお茶。
お湯って、毎回お茶碗に一回入れて冷ましていたけれど、一回で大体10℃下がるそうで。「この茶葉なら、一杯目は70℃くらいで(急須に注いでから)長めに置くといいですよ」と言われたので、三回(カップを三つ用意)入れてトライ。結構お店でいただいた味を再現できてる気がする。
・最近のFIPから、いくつかチョイス
自分的口笛ソングと言えば、『Kill Bill』ですが。そして自分は口笛吹けません。
話戻り、FIPから
Carmen McRae、格好良いな。
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