札幌演劇シーズンの演目として、7/16(土)〜7/23(土)に札幌市こどもの劇場やまびこ座で上演される『OKHOTSK オホーツク -終わりの楽園』。
再再演ですが、劇場が教文大ホールからやまびこ座に変わるということで、本日稽古にお邪魔してきました。
で。
★まず、すでに教文で観劇済みのオホーツクファンの皆様。
やまびこ座で見る『OKHOTSK オホーツク -終わりの楽園』は、人形も演奏も、とにかく近い!
巨大魚も、やまびこ座で見るとステージ一杯で大暴れしていて、なかなかの迫力でした。
新シーンや新演出もあり、教文バージョンを見ているからこそ楽しめる部分もたくさんです。
そして後半に向かうにつれ、比羅夫と姫長のあのシーンを思わずにはおられず、稽古だけど客席で一人悶えておりました。
オホーツクの世界にどっぷりはまれる空間サイズのやまびこ座バージョン、ぜひ見に来てください。
お次に。

★『OKHOTSK オホーツク -終わりの楽園』をまだ見たことのない方。
本作の見どころは、
・美しい造形の等身大の人形
→オホーツク人の姫長と、北方討伐に遣わされた和人の男(安倍比羅夫がモデル)の悲恋の物語ですが、特に比羅夫は三人遣い(人形浄瑠璃に代表される日本特有の遣い方)で、札幌で人形浄瑠璃をずっと続けてきたあしり座メンバーが担当します。(札幌のスーパー人形劇師・矢吹英孝さんは、あしり座の代表ですよ)
この三人遣いの技術が光る、比羅夫が宮廷から走り去るシーンは、本 当 に格好良いので必見!
画像引用元 https://www.facebook.com/yamabikoza/photos/pcb.841829585948112/841829445948126/?type=3&theater

画像引用元 https://www.facebook.com/yamabikoza/posts/841829585948112


・人形と、遣い手と、役者の絡み
→姫長の遣い手である沢則行さんは、姫に仕える者という立場でも存在しており、人形と人間が一緒に演じるからこその繊細でダイナミックな表現が楽しめます。
これは「フィギュア・シアター」と呼ばれる現代人形劇の手法で、沢さんが拠点にしているチェコで誕生したものです。この辺については、以前『ジユウダイ!』で特集しているので、この記事をご覧ください
・影絵や砂絵
→OHPを使った想像力を刺激する仕掛けで、沢さん作品定番の舞台美術。手がけるのは黒川絵里奈さんです。
画像引用元 https://www.facebook.com/yamabikoza/posts/841829585948112

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・バロック音楽
台詞のない本作の、重要な語り手。バロック・コレギウム・サッポロによって演奏されるフレンチ・バロックの名曲の数々が、背景や心情を雄弁に語ります。

※その他の演奏曲についてはこちらをどうぞ。
ということで。
こんなに自分が一つの作品をしょっちゅう推すことはないってぐらい推しまくりの『OKHOTSK オホーツク -終わりの楽園』ですが、
それは私が一番好きな作品だからです。
ちなみに、初日のアフタートークに出させていただくことになりました。スーパー人形劇師の沢さん、矢吹さんと。
今回一週間の上演ということで、アフタートーク、古楽器や影絵のデモンストレーションなど、連日盛りだくさんです。こんな感じ↓で。
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①7/16(土)19:00の回【アフタートーク】沢則行さん・ドゥヴィーニュ仁央さん 他
②7/17(日)14:00の回【古楽器デモ】OKHOTSKに出演の「バロック・コレギウム・サッポロ」による古楽器のデモンストレーション
③7/18(月・祝)14:00の回【人形浄瑠璃デモ】OKHOTSKに出演の「さっぽろ人形浄瑠璃芝居あしり座」による三人遣いの解説・デモンストレーション
④7/19(火)19:30の回【アフタートーク】沢則行さん・中津邦仁さん(オペラ演出家)、北川憲司さん(札幌市・第66回さっぽろ雪祭り「雪の国アリス」担当)
⑤7/20(水)19:30の回【アフタートーク】沢則行さん・加藤博文さん(北海道大学アイヌ・先住民研究センター) 他
⑥7/21(木)19:30の回【OHPデモ】OKHOTSKで影絵・砂絵を担当するアーティスト黒川絵里奈さんと中川有子さんによるOHP(オーバーヘッドプロジェクター)を使ってのデモンストレーション
⑦7/22(金)19:30の回【アフタートーク】沢則行さん・福津京子さん(札幌人図鑑主宰)・五十嵐貴博さん(元札幌映像プロダクション)
(上演時間は約1時間、アフタートークは約30分程度を予定しています)
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さあ、行く日を決めたら、本公演のネット予約はこちらから

よろしくどうぞ〜
(編)
 
 

 

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