2年ぶり、2回目となる下北沢国際人形劇祭を観るために東京へ滞在しています。

前回同様にパトロネス・パスを購入していたので、まずはフェスティバル・センターでパスや特典の受け取りから。

特典の一つ、ヨーロッパ人形劇グッズはアルファ劇場の糸操り人形。

かわいい!腕をかくかくと動かしてみたのだけど、これを生きているみたいに動かしてしまう人たちは、どんな指先の神経をしているのか…としみじみしました。

そしていよいよ初日の演目。カンパニー・チャイカ『かもめ』!

等身大人形の老いた女優(チャイカ)が、その役者人生において演じてきた『かもめ』に登場するさまざまな年代の女性たち。今はアルカージナを演じるチャイカが、操演するイァコベッリ演じる若い女優に座を取って代わられる心理を描いた場面は息を飲みました。あれ凄かった…。

チャイカの現実と記憶がごっちゃになった、夢のような美しい時間に思わず涙…。こういう作品と出会うために自分は生きている…!あああああ、良かったようううう涙。

そして二日目。

フェスティバル・センター内にあるバーでデイリー・ジャーナルを読みながら、開場までの時間待ち。

パトロネス特典でドリンクチケットがあるのですが、コーヒーを頼んで「砂糖とミルクってありますか?」と聞いたところ、三温糖と牛乳パックを渡されて分量はお好みで混ぜるスタイルでした。緩やかで良い。

デイリー・ジャーナルは前日の演目のレビューなどが掲載されるのだけど、1号はスタッフや編集部員の自己紹介で、共同ディレクターの山口遥子さんの言葉にグッと来つつ。

「人形劇の世界では、権威に従順で反発をしない人形は笑いものになります。人間的な優しさよりルールを優先する人形は笑いものになります。人形は絶対的に見える力に対してもあまり気にせず抵抗するので、よく死神も殺します。」

今回の全演目は「どれも技術に感嘆し、魔法に陶酔する、そういう人形劇です。そして、爆発的な力があり、瞬間的にユートピアを出現させるような人形劇です。」(ホントにそうだ!)

人形劇は「笑いと魔法と抵抗の芸術」!!!

無茶苦茶良い…。

そして二日目の演目は、ダムーザ + フェケテ・セレトレク『EXIT』。

飛行機の客席にあるエチケット袋(ゲロ袋)に開いた穴から人差し指を出し、プーとかブーとか言うだけで、なぜあんなに可笑しいのか…。最高!!!

彼らを見ていると、人形劇アーティストはこの世で一番クールな職業なのでは?と思ってしまうなー。最高!

そんなこんなで、いきなり大満足の二日間でした。

これから2/23まで「午前中はお宿で仕事、午後は人形劇祭」という日々ですよ。嬉しい。

※第二回 下北沢国際人形劇祭のブログはこちらにまとまっています。

(編)

 

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