数日前から、小さなお客さんが滞在しています。
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猫の保護活動を行うニャン友ネットワークから、トライアルでお預かりしている猫です。
愛猫ロスが思った以上にしんどかった時期に、現実逃避でニャン友の里親募集中の猫ページを眺めたり、ペットショップやブリーダーさんのサイトでソマリの写真を眺めたり。
あるいは音楽洋さん作品などを灯台代わりに、ロスの大海原をなすすべもなく漂うのではなく自らの手で航海しようと努めて、時折成功することもあったのですけど。
なんというか、悲しみとどう付き合うかという部分で、完全に心が迷子状態になっておりました。
そんなときにちょうど譲渡会が開催されることを知り、保護猫たちに実際に会いに行ってみたのですが、一番ビビリだった上の猫を見て、以前自分が保護した猫をちょっと思い出しつつ。
それで、少し迷いつつも、一応面談を申し込んでみたのです。
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↑ニャン友のラウンジに面談のため訪れた日の写真。お姉さん猫(手前の三毛)がビビリ猫を守ってる風。
面談中に愛猫ロスのことを話したら、うっかり泣いてしまった私…(この話題はまだ自分的に早いわ…)。そうしたら、代表の方がニャン友を始めたきっかけとして、14年前に20年飼っていた猫を亡くしたときのことを教えてくれまして。
14年前に亡くした猫のことで目の前の人が涙をこぼすのを見て、すごく救われたというか。
それまで、私は無意識に「(この悲しみを)乗り越えなければならない」と思っていたのだけど、「乗り越えなくていいんだ」と。
初めての愛猫を失った悲しみをこの先ずっと抱えたままでもいいんだ、と思ったら、じゃあ同時並行で、保護猫孝行していくかーという気持ちに。
ただ、このビビリ猫は飼育崩壊のお家から保護されたため人馴れしておらず、ずっとお姉さん猫と一緒だったので一匹だと寂しがるかも、ということでトライアル期間を設定。
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↑初めて我が家に来た日。先週の日曜日です。
心配していた夜鳴きも1日だけひどかったけど、次の日からは静かになったし、ご飯もちゃんと食べてるから、正式譲渡になっても大丈夫かなー。
こちら昨日の様子。撫でられ修行で、ぎこちないふみふみをした後にパチリ。
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少しずつ自分の場所を広げてるみたいだけど、オープンな場所で撫でようとすると逃げちゃうな。
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こちら今日。
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我が家に来てから6日目で、オープンスペースでも私と1mの距離があればリラックスできるように。ええこっちゃ。
この後は、私が近づいても逃げないようになったら居間デビューかなあ。寒くなる前にそこまで達成できるといいけど…。
愛猫ロスは相変わらず続いていて、死んだ猫を恋しく思わない日はなく、「今までそこにいた存在に二度と会えない」って、すごいことだとしみじみ…。
世の中には、「死」に日々向き合ってる人たちもいるわけで、それも本当にすごいことだなあ。
ふー
※お山関係のまとめ読みはこちらからどうぞ。
(編)

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