自分メモです。2019年に見たり読んだり体験したりしたことで印象的だったものを。
1月:
演劇初めは、帯広北高等学校演劇部『放課後談話』。
良い読書体験は、梁鴻『中国はここにある 貧しき人々のむれ』と小松理虔『新復興論』。
謎を解けない自分でも楽しく遊べたリアル謎解きゲーム「モモイロの箱」by ClaGla
2月:
お初の八戸訪問、1日目と2日目。(行ったことをすっかり忘れてて、ブログ見て思い出しました…)
地味に反応の多かった『PRIMITIVE』。これ、ブログアップして2日間で1200 unique超え(PVではなく)で、ローカルかつ私的なWG的には割と多めな集中具合だったので、いろんな意味で人の気を引いた公演だったのだなあ、と。
2月は写真トーク3連発(「Mouraiという風景について」「場と写真: 露口啓二に訊く」「北海道と写真のつらなり」)も。どれも難易度高くて「すごいな…」という感想です。風景写真…!
3月:
札幌で見た以下と
深井克美展と、映像ネットワークVIEWの時代
川上りえ個展『Landscape Will 2019』
弦巻楽団#32「舞台に立つ」 わたしたちの街の『ジュリアス・シーザー』
東京で見た以下が印象的。
美しいぼろ布展
北千住BUoY で見た小泉明郎『私たちは未来の死者を弔う』
シアターコモンズのリーディング・パフォーマンスから、萩原雄太/太田省吾『更地』
志賀理江子『ヒューマン・スプリング』とニァイズ
4月:
対話イベント[ Monk × Artist ]や
ギャラリー犬養は2020年で10周年なのだなーってこととか。
4月は地元で結構舞台作品も見れた月。演劇では、信山プロデュース※3『噂の男』が面白かったなー。
北海道舞踏フェスティバル2019とNoism2 DANCE PROGRAM にも満足!
5月:
素晴らしい遠出が4つ。5月(正確には4/25〜の1カ月間)は、本当に理想的な、素晴らしい舞台芸術に触れ続けた、ご褒美のような一カ月でした。
1つはBATIK100会@横浜
2つ目は、ふじのくに せかい演劇祭2019から、特に『Scala -夢幻階段』、ミロ・ラウ『コンゴ裁判 〜演劇だから語り得た真実〜』が強烈。あとお初の「みんなのnedocoプロジェクト」体験。よかった。
3つ目は、やまびこ座プロデュース『OKHOTSK オホーツク -終わりの楽園』東欧ツアーへの同行!
※東欧ツアーのブログはこちらにまとまってます。
からの
4つ目
ウィーン芸術週間。
ひと月の間に、横浜→静岡→(山籠りを挟んで)→プラハ(チェコ)→ジェシュフ(ポーランド)→ブラチスラバ(スロバキア)→ウィーン(オーストリア)と、行ったことのないところにたくさん行けて良かったです。
6月:
ご褒美の5月の反動で、上旬はお山に籠り、中旬以降は街中の家に籠って書き仕事。
ということで、息抜き投稿から2つを。こちらとこちら。
来年も、街中の家にこもるときの気分転換に、映画をたくさん見たい。
7月:
久しぶりのWG WEBインタビュー更新。人形劇俳優、平常(たいらじょう)さんです。
弾丸舞台遠出は、京都でディミトリス・パパイオアヌー『THE GREAT TAMER(偉大なる調教師)』
そして何と言っても、2019年の欧州文化首都マテーラ(イタリア)での2週間のボランティア・プログラムへの参加!
※マテーラ滞在については、こちらにまとまっています。
の前にヴェネツィア・ビエンナーレ。1日目と2日目。
からの初ローマ。
初めて欧州文化首都との関わりが持てたことも良かったし、自分の中でぼんやりしていたことがだんだんクリアになったことが何よりの収穫。
マテーラ、ブログでちょいちょいあげていた滞在中の音楽を今聴くと、一瞬であの時の気持ちに戻ることができるなあ。滞在ブログ、ぜひ読んでみてください。
8月:
帰国後は山にこもって書き仕事をして、
そんな中で見た2つの展示↓は、いろいろ考えることができて良かったっす。
高橋喜代史「1つの言葉、3つの文字」
進藤冬華『移住の子』
9月:いろいろバランスよく触れることができた月。
演劇は、いくつか見たけど、頑張って書いたのは教文短編演劇祭。でしょうか。
展示は、曽我英子個展&竹本英樹写真展など。
映画は、Netflixからドキュメンタリー『アメリカン・ファクトリー』と、ピューリッツァー賞記事をドラマ化した『UNBELIEVABLE』。
そして『コタンの口笛』!
本は、矢部宏治『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(必読!)
10月:この月は、あいちトリエンナーレ最終週に滑り込み。に尽きる。
1日目から5日目まで、美術展示もパフォーミング・アーツも、どれも素晴らしかったです。
ブログは1日目からスタート。
あと、あいトリについてざっくばらんに話し合うnaebonoの小さな集まり。
11月:
これはもうやっぱり、来年の欧州文化首都リエカ(クロアチア)訪問!
※リエカ滞在時のブログはこちらにまとまってます。
からの、ザグレブ(クロアチアの首都)
からの、イスタンブール・ビエンナーレ。1日目、2日目前編、後編、雑記。
そして、リエカに行って札幌の人形劇のことについて考えた11月でもあったので、第48回札幌人形劇祭についても。
12月:
演劇は、プロト・パスプア #05『遮光』
トークは、ヤジポイ。
本は、東龍夫『ザ・ソウル・オブくず屋―SDGsを実現する仕事』
映画は、ケン・ローチ『家族を想うとき』
————————–
2019年は、定期的に山に猫と篭る時間を大切にすることと(こんな感じで)、どこにでも身軽にすぐに行けるよう仕事も最低限に減らしたわけですが、その甲斐あって、東欧ツアーとマテーラ、リエカにパッと行くことができて良かったです…涙。
それらがうまく結実するよう、今ちょっとしたことを進めているのですが。2020年の自分の新年に、目標か、それとも結果か、どちらを報告することになるのか…まだちょっとわからんなー。ドキドキ。
そういえば、今年も結構初めての国に行けて、これまで訪れた国を数えてみたら、フランス、イギリス、ベルギー、ドイツ、イタリア、クロアチア、トルコ、ギリシャ、ルーマニア、スロバキア、チェコ、ポーランド、オーストリア、中国、カナダ、タイと16カ国。
来年はいくつか再訪と、気になっている人形劇祭などにも足を運べるといいなあ。2年に一度開催されるチェコ最大の人形劇祭「スクポヴァ・ピルゼン」にも行ってみたい…
↓これは2018年の紹介映像。
2020年は何月に開催されるんだろう?
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