日曜日は、オトコ香ル VOL.2『FRAGRANCE of THE MAN』を見にコンカリーニョへ。
「2013年のヒト・モノ・コト(その2)」でもご紹介した、ダンススタジオマインドに所属するダンサー4人が中心となって生まれたダンスユニット「香男ル」による、自主公演の2回目です。
コンカリに足を運んで目にした囲み舞台に、高まる期待。今回も、4人を軸に多数のダンサーが出演し、全部で9作品が披露されました。
冒頭を飾ったダンサー全員による作品は、華やかでいい感じ。
続く『ooh MEN』のセクシーな雰囲気は、ウィッグとフルメイクで両性具有色を強く出してくれたら、さらに面白そうだなーと思いつつ。(それでプログラムの中盤に入れたら、いいアクセントになりそう)
及川雄貴さん(dance studio juicy)にはこの路線を追求してほしい…と思うのは私だけでしょうか?
今回改めて注目したのは、全体の演出も担当された浜田純平さん。
身体(顔も含め)のボキャブラリーが本当に豊かな方で、ネタというか、イメージもきっと豊富に持っているのだろうなーと。どんどん作品創作してほしいお方です。
実際、彼の作品はチャーミングで、誰もが楽しめるストーリー性を持ちつつ、音楽が内で鳴っているような豊かな動きで、テンションもきちっと上げてくれます。
彼がこれまでにつくった短編を全部合わせて発表する機会とか、あったらいいのにな、BLOCHとかシアターZOOとかで。
上西佑樹さんと加藤正汰郎さんによる、演劇×ダンス『影をなくした男』(原作:アーデルベルト・フォン・シャミッソー)は、つい欲を言いたくなる類いの作品。
この辺は、どんどん開拓していってほしいものであります。
今週末21日(土)-22日(日)には、同じく演劇×ダンスと銘打った鳥坊主『うちにかえろう』公演がプランテーションでありますしね。
鳥坊主はどんな感じなんだろう?一人見比べ状態です。
全然話飛びますけど、正汰郎さん×ハタノユリエさんというのも、結構未知数のすごいものができそうな気も…(妄想)
という話はさておき、オトコ香ルに話戻り。
本公演では、G’zに続いてGRF(ジジィ・レイヴ・ファクトリー)という新ユニットまで披露され、いやはや笑いました…
決して若くはない身体にむち打って踊る彼らは、自分的にもはや出演しないと寂しいレベルですが、これからも公演内で気安さと笑いを一身に担ってほしいです。
「オトコ香ル」、今後もやりたいことを思う存分やりきってほしいな。
札幌の舞台シーンで、エンタメ系のイチオシとして自分が注目しているのは、この男性4人による「オトコ香ル」と、札幌南高校ダンス部出身の女性4人で結成された「さつなむ」でしょうか。
どちらも本当に楽しいので、公演の際には皆様もぜひ足を運んでみてくださいまし。
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